フジファブリック「若者のすべて」歌詞の意味

真夏のピークが去りましたとテレビのニュースの天気予報士の言葉で夏の終わりを告げられるけど、外の暑さはいまだ厳しくてまだ秋は遠いと感じる。

5時のチャイムがやけに胸に響くのは、今夜花火大会に行ったらいつかの夜みたいにまたあの子に会えるんじやないか?って都合の良い期待が頭をよぎったせいかもしれない。「運命かも?」なんて便利な言葉で迷う気持ちを捨て去って、ひとり夜祭の会場へと歩き出した。

この町の花火大会は毎年8月の終わりに開催する。今年も最後の花火になった。何年経ってもあの夏の花火大会が忘れられなかった。

偶然ばったり運命的な再会、なんてないかな。ないよな~。きっといないよな。でも、もし会ったら…あの時言えなかった言葉が、今なら言えるんだろうか。

学校を卒業して地元を離れ、就職していい歳になった。まだまだおじさんと呼ばれる歳じゃないけど、若くもなくて。久々に戻った地元で、あの頃抱いた淡い気持ちを取り戻したくなったんだ。

夜祭の神社で君を探す。きょろきょろしてたら石畳につまづいてみっともなく転んでしまった。いつもの僕なら気になってた人目も気にならない。君を見つけた僕は、擦りむいた膝のことも忘れて歩き出していた。

ないよなって思ってた。けどいざ君がこうして目の前にいたら、何を話したらいいのか、とても迷ってしまう。

君と僕は今、同じ空を見つめている。最後の花火が終わったら…僕らの関係はあの時と違って変わるんだろうか?

フジファブリック「若者のすべて」感想

夏の終わりのせつない感じと、若者と呼ばれる時代がそろそろ終わろうとしている感じが合わさった曲だと思います。十代のころ(中学か高校くらい?)に好きだった子と花火大会で会えたんだけどその時は気持ちを伝える勇気がなくて、大人になってまた同じ花火大会で再会して今度は…みたいなストーリーがあるのも好きです。ハッピーエンドになったんだと私は思っているんですがどうなんでしょうか。8月の終わりに聴いたらたまらない気持ちになる曲です。