清水翔太『beautiful』歌詞の意味

君の話に同意してあいつを悪者にしても、君が僕を好きになるわけじゃないんだろう。
それでも、君が話したいと選んだ相手が僕ならそれが嬉しい。

泣く君を抱きしめて離れたら、君の涙で濡れた胸元が冷たい。

朝までの短い時間でも一緒に過ごしているうちに、自分たちの間にもなにかが生まれるんじゃないかって思っていた。振り向いてくれるのではと思っていた。

好きと伝えたいけど、伝えてしまえば終わってしまうこの時間。言いたいけれど、伝えないことでそばにいて一緒に過ごせる時間が名残惜しくて、別れ際気味に手を振るとき、好きの気持ちを言わずにいられてほっとしてしまう。

始発がきて君を見送っても、自分はまだ君との夜の中にいて、ひとりで歩いていても、抱きしめたときについた君の香りがする。

君をどこかへ見送りたくない、彼の元へ帰したくないと思う。逆にこんな気持ちにさせる君をまた受け入れたくないとも思う。
さっきまで自分の胸で泣いてた君はいなくて、涙でぬれた胸元が冷たい。

清水翔太『beautiful』感想

彼女にとっての友人として過ごしているけれど、自分には言えない思いがあったり、淡い期待を持ってしまうけれど、叶わないんだと冷静に言い聞かせているような歌詞が、片思いの感じを表していてとても好きです。

特に、『まだ朝を迎えられず』という言葉で、好きな子との時間の中に自分がまだいることを表しているのがとても綺麗だなと思います。
涙で濡れた胸元の物理的な冷たさと、好きな子の涙から一層相手への思いを実感してしまい、心が温まるという意味の対義語のように自分の心が切なくなる冷たさを表しているようで、とても好きです。